木村 誠二

営業部

木村 誠二 1986年4月入社

入社を決めた理由は?

私自身、このかつらぎ町出身。祖母が従業員としてお世話になっていたので、小さい頃から紀州食品の商品は私の中でも馴染みが深かったんです。そのため食品業界を志した時に、自然とこの会社で働きたいと思うように。そんな時に知人の紹介が重なって、入社することとなりました。自分では現場で製造することが向いていると思っていたのですが、配属は営業。未知の業界だったので現場の先輩方に聞きながら少しずつ覚えましたが、なんと言っても製品自体は昔から慣れ親しんだもの。得意先の方と話すにも自然と熱が入るようになりました。

木村 誠二

現在の仕事内容は?

私たちは個人様に販売するというより、業務用のものが多いので、代理店(問屋)様とやりとりをすることがほとんどです。またその先にユーザー様がいらっしゃるので、製造状況やPRになる情報をお伝えしたりする事もございます。

仕事で感じる「やりがい」は?

単発ではなく、納得してもらって継続して使っていただけることがすごく嬉しいですね。実際、新規のお客様以上に継続のお客様が多くいらっしゃいます。生産できる量は決まっているので、在庫調整しながらできる限り要望に添って、お客様の信頼を守っていきたいと思っています。

木村 誠二

入社後、印象に残っているエピソードは?

食べごろサイズのみかんを1口サイズのまま商品にした「丸みかん」。一房ごとの缶詰にするには小さすぎたみかんの利活用から生まれたんですが、お客様にも使い道がなかなかわかってもらえず、開発した当時は大変な苦労をしました。そんな中で「こんな使い方があるのか」と思ったのが、丸みかんをそのまま冷凍してカクテルの氷として使うというものでした。最後に果肉を召し上がっていただくという商品で、全国的なチェーン店に採用されたんです。あれは目からウロコでした。

これから挑戦したいことはありますか?

これからは、先輩方から受け継いだバトンを次の世代に渡していくのが私の役目だと思っています。弊社はどの商品もいい原料を使ってよい食品づくりを続けてきました。お陰様でずっと使いたいと言ってくれて、入荷を待ってくれているお客様がたくさんいます。本当に有難いこと。その想いに応えられるよう営業はもちろん、製造も含めて次の世代を育てていけたら。そして、愛着のある地元かつらぎを盛り上げていけたら何よりです。

入社を検討している方へのメッセージ

紀州食品は地元のフレッシュなフルーツを加工して缶詰にしています。業務用がメインなので、ユーザーさんはプロ。その中で長年製造・販売を続けられている、プロの認める会社・製品だということを誇りに思っています。入社すれば、自信を持って働いてもらえる会社です。食品業界のことを知らなくても問題ありません。食べるものなので、肌で感じることができます。安心して入社いただけたらと思っています。

木村 誠二