山本 裕介

製造部

山本 裕介 2020年4月入社

入社を決めた理由は?

農業系の大学で食品加工について学んでいたので、就活の際に関連の学校がないか調べるうちに辿り着いたのが紀州食品です。学んだことを生かせる職場であり、かつ地元和歌山での就職を希望していたこともあって、先生から勧めていただいたのがきっかけでした。意外と近場でありながら当初は存在を知らず、職場見学で初めて訪れたのを覚えています。

山本 裕介

現在の仕事内容は?

主に夏場は梅の甘露煮、冬場は丸みかんの製造を担当しています。特に10月上旬頃から3月下旬まで、1年の半分はみかんにかかっています。現在は担当責任者として、持ち場のリーダーを任されています。主に作業全体の段取りを見ながらシラップを作るのが僕の役割。原料(の生産地、生産者など)が変われば果肉自体の味も変わるため、シラップの甘み、酸味を調合し直す必要があり、各部と連携をとりながら1日に何度も調整しています。

仕事で感じる「やりがい」は?

多い時は1日に10トンくらい、丸みかん缶詰製造用原料として処理するので、そんな日はめまぐるしく動き続けています。でも目標以上の生産数を叩き出せた時はやっぱり嬉しいですね! ここ最近では、取引先からの電話で好評の声を聞く機会があり、さらにモチベーションが上がりました。うちで作った丸みかんはフルーツ大福やゼリー、フルーツサンドの中身として使われています。商品になった状態を店頭で見かけた時は不思議な感覚になりました。

山本 裕介

日頃心がけていることはありますか?

人と話す時は、自分の意見も述べつつ、しっかりと意見を聞くようにしています。口で言うのは簡単ですが、これがなかなか難しい。時には意見のぶつかりあいもありますし、言葉の壁もある。うちで働く海外の方は全員が日本語を話せるわけではありません。辞書を引いたり通訳してもらったりしながら意見を正確に伝えるようにしています。そんな風に仕事なので大変なこともありますが、日常の中に「ちょっとおもしろい」も潜んでいます。誰かがわざとボケたり、ツッコんだりして和ませてくれる。すごくコミュニケーションが充実している会社だと思います。

これから挑戦したいことはありますか?

資格の勉強をしたいです。特に今目指したいのは仕事で携わっている巻締技術の資格です。機械に触ることもあるので、実技をしっかり現場で学べるのは有難いこと。国家資格なので簡単には取れないかもしれませんが、受験には会社のサポートもあるので、しっかり知識と技術を身につけて臨みたいと思っています。

山本 裕介

入社を検討している方へのメッセージ

年齢層はやや高めではありますが、多種多様な人がいるので、その分学べる部分も多い会社。かつ、他社と比べてもかなりフランクな社風だと感じています。年代が違うとお互いに価値観がぶつかり合うこともありますが、自分の意見をしっかり述べて、相手の意見も聞いて話し合えば、皆さん良き仕事相手となってくれます。人生と同じく、毎日が平凡とはいかず、厳しい時もある。その中で、楽しく成長していける職場です。もし迷っているようならぜひ見学に来てください!

山本 裕介