安達 勇貴

品質管理部

安達 勇貴 2015年4月入社

入社を決めた理由は?

食への興味関心が強く、大学でも食品の製造技術などを学んできました。紀州食品のことを知ったのは授業の一環で工場見学に来たことがきっかけです。大量のみかんの皮が一瞬で剥けていく様を見て「こんな技術があるのか」と感動しました。缶詰や瓶詰め、レトルトパウチなどの容器詰め食品は、まさに僕が学んできた分野。学校で学んだ知識や資格、技術を活かすことで力になれるのではと思い、入社を決意しました。

安達 勇貴

現在の仕事内容は?

最初の1年は製造に入って一通りの現場経験を積んだ後に、現在の品質管理部に配属されました。仕事内容は品位検査や重量検査などの各検査と殺菌温度、糖度、酸度、pH値の測定などです。コンベアを流れる夾雑物(※種や筋など原料由来の混じり物)を除去できているかをサンプリングして調べたり、完成品を開封して中身を確認することもあります。検査をしながら作業をしている人たちと交流できるのが楽しいです。

仕事で感じる「やりがい」は?

いざ規格外が発生した時の対処を考えていくのは大変です。例えば糖度が高くなっているなど基準を外れていたり、外れそうになった場合は、上司に相談の上で製造担当者に報告し、すぐに正しい内容に戻してもらうんですが、きちんと規格内に戻すことができた時は「よし!」となりますね。でも一番嬉しいのは製造が早く終わった時です。それって規格外がなく終えられたということですから。

安達 勇貴

会社のおすすめしたいポイントは?

食品会社なので食べる機会が多いのが嬉しいですね。開封検査の一環で官能検査という味見工程があり、食べてみて「いつもより柔らかいな」「ちょっと酸っぱいな」といった感覚的な部分を確かめるんです。他にサンプル品の味見なんかもあります。実家が県外なので今は寮暮らしですが、そこで昼夜弁当も出るので、あまり食には不自由していません。

これから挑戦したいことはありますか?

やりたいことや興味のあることにはどんどん集中して詳しくなっていく性分なので、今はこの品質管理分野でもっと知識を広げていきたいと思っています。製品によって糖度も違えば殺菌温度も全て違い、シラップを作る際には果肉の糖度を考慮して糖度設定をしなければなりません。最終的に全ての製品の工程や規格を把握し、確認された時に製造工程図を見なくても答えられるぐらいになりたいです。

安達 勇貴

入社を検討している方へのメッセージ

季節によって製造する商品が変わるため、仕事を通じて季節感をすごく感じられる職場です。また気さくな人が多くて、和やかな雰囲気で仕事に取り組むことができるのも特徴の1つ。僕自身も県外からの就職ですが、季節限定で仕事に来られる方や海外からの技能実習生などもいるので、いろんな方やいろんな話題で仲良くなれるのがいいですね。気づけばみんな打ち解けているというような感じで、人間関係は心配なし。ぜひ一緒に働けるのを楽しみにしています。

KS(紀州食品)しか勝たん!

安達 勇貴